dockerイメージの操作
(本構築ガイドで使っている)docker イメージを操作するコマンドです。 最近は「docker image コマンド」という形式に再編成されましたが、 古い(短い)形式も利用可能です
- docker build … docker image build と同じ
- docker images … docker images ls と同じ
docker build
docker [dockerのオプション] build [buildのオプション] ディレクトリ
コンテナを自作するには Dockerfile を用意し docker build を実行します。 ふつう、コンテナごとのディレクトリを作成し、そこに Dockerfile を置きます。 そして、そのディレクトリで docker build . を実行します。 ちなみに、ファイルが別の場所にあっても -f Dockerfile オプションで指定できます。 このガイドでは念のため指定してますね
例:
docker -D build -f ./Dockerfile -t debian-web-2tier-web.py \
--build-arg IMAGE=debian:10.11 \
--build-arg SANDBOX_UID=0 \
--build-arg SANDBOX_USER=root \
--build-arg SANDBOX_PASSWORD=password \
--build-arg SANDBOX_HOME=/root \
--build-arg LANG=ja_JP.UTF-8 \
--build-arg LANGUAGE=ja_JP:ja \
--build-arg TIMEZONE=Asia/Tokyo \
.
オプション | 説明 | 備考 |
---|---|---|
-D | デバッグ | |
-t | タグ | タグと言っていますが作成したイメージにつける名前 |
–build-arg | 環境変数 | 何個あってもよい、また変数は事前にDockerfile側で定義が必要 |
docker images
タグでつけた名前のイメージが正常に作成されたかは、 docker build 後、イメージ一覧を表示する docker images を実行してみると分かります