Server Build Exercises on AWS (Amazon Web Services) 2022 edition

EC2 に Amazon Linux 2 をインストールする

EC2とは仮想サーバを提供するサービスです (正確には、 (a)EC2というディスクなしのPC本体相当と (b)EBSという別売りのHDD/SSDを搭載するサービス2つの合わせ技になっています)

  1. 画面の上から2行目の真ん中あたりにあるStart LabをクリックしAWS環境を起動してください
    • 左上にあるAWSというリンクの右側が緑色で無い場合AWS環境の準備が出来ていません
  2. 図の左上(図の(1))にあるAWS(右側が緑色)をクリックしてください。 AWSの管理コンソールがポップアップもしくは新しいタブとして起動してくるはずです。 一発では起動できないこともあるので、 そのときはブラウザをリロードしてみてください (それでもダメなら、演習の指導者もしくはTAさんを呼びましょう)

  3. EC2 をクリックし、EC2インスタンスの画面を出します。 右上の「インスタンスを起動」をクリック

  4. 「ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI)」の画面になります。
    ここでは利用するOSを選択します。 特別な理由が無ければ、 一番上にある「無料利用枠の対象」とある [Amazon Linux 2 AMI (HVM) - Kernel 5.10, SSD Volume Type]の64 ビット(x86)の青い[選択]をクリックしてください。 その下の[Amazon Linux 2 AMI (HVM) - Kernel 4.14, SSD Volume Type]でもかまいません (この演習は、どちらのタイプでも動きます)
  5. 「ステップ 2: インスタンスタイプの選択」でも上から二つ目の無料利用枠の対象 t2.micro を選択(行の一番左の枠をクリック)し、 右下の[次のステップ:インスタンスの詳細の設定]をクリック
  6. 「ステップ 3: インスタンスの詳細の設定」の画面になりますが、 そのままでOK、 右下の「次のステップ:ストレージの追加」をクリック
  7. 「ステップ 4: ストレージの追加」の画面も、そのままでかまいません (サイズをデフォルトの8GBより大きくしたいならサイズを変更してください)。 右下の「次のステップ:タグの追加」をクリック
  8. 「ステップ 5: タグの追加」の画面も何もせずに、 右下の「次のステップ:セキュリティグループの設定」をクリック
  9. 「ステップ 6: セキュリティグループの設定」も、そのままにして、 右下の青い「確認と作成」をクリックしてください。
    • 注意: 本来は「新しいセキュリティグループを作成する」を選択し、 自分の環境からだけSSHできるようにするフィルタを書くべきです。 ただ、この演習は自宅から行う想定なのでIPアドレスが不定です。 そのため、フィルタの書きようがないので、デフォルトのままにしておきます。 なお、 自分のPCからアクセスできる環境まで作るには、 EC2に対してHTTPのポートを開けるといった変更が必要です。 設定変更の詳細はこちらを参照
  10. 「ステップ 7: インスタンス作成の確認」になります。 右下の青い「起動」をクリックし、 いま作成したEC2(Amazon Linuxの仮想サーバ)を起動してください
    • 注意: 画面では「インスタンスのセキュリティを強化してください。 セキュリティグループ launch-wizard-1 は世界に向けて開かれています。」 と警告されるかもしれませんが対処しようがないので無視します。
  11. 既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します」というウィンドウがポップアップしてきます。次の設定を行い、青くなった右下の[インスタンスの作成]をクリック -「既存のキーペアを選択」
    • キーペアの選択は自動的に vockey | RSA が選択されるはずです (選択されない場合は vockey を選択しなおしてください)
    • いちばん下のほうにある「対応するプライベートキーファイルへのアクセス権を有しており〜以下略〜」にチェックを入れると、 ポップアップの右下の「インスタンスの作成」が青くなり、クリックできるようになります。 これは、vocareum 側で用意した公開鍵暗号の秘密鍵を使うという意味です。 これを選択した場合、 作成するEC2環境に、 自動的にペアとなる公開鍵(ファイル ~ec2-user/.ssh/authorized_keys)が作成されます
  12. 「作成ステータス」の画面になります。 画面では、 「インスタンスは現在作成中です
    次のインスタンスの作成が開始されました: i-0a2c61af0099d04ad 作成ログの表示 」 などと表示されます (注: もちろんIDの部分は毎回ことなります。 以下では、この例 i-0a2c61af0099d04ad を使って説明します)。 EC2インスタンスが起動してくるまで、少し待ちます。 この画面の i-0a2c61af0099d04ad の部分が作成したEC2のIDを意味しています。 IDをクリックすると、最初のコンソール画面に戻ります
  13. しばらくして、コンソールでインスタンスが「実行中」に変われば無事に作成終了です。 該当するインスタンス行の情報の中から、 パブリックIPアドレスの情報をさがし、メモしてください。 次節で、SSH接続する際のIPアドレスになります。
Last updated on 25 Nov 2021
Published on 25 Nov 2021
Copyright (C) 2021-2022 Ken'ichi Fukamachi, All rights reserved. CC BY-NC-SA 4.0
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